楽天経済圏の概要を説明

経済圏

楽天経済圏の概要 | お得な始め方と使い方

経済圏と聞くと、一番初めに思いつくのが楽天経済圏かなと思います。

ただ楽天市場は知っているけど使ったことが無いよって方とか、経済圏とかまで聞くとよく分からないという方に、この記事では楽天経済圏とは何なのかということをお話ししたいと思います。

楽天経済圏を利用すると、お得に生活できるようになり節約や経済圏の概念も分かりやすくなると思います。

かくゆう私も楽天経済圏ユーザー。
私もここ数年は毎年10万ポイント程貯められています。

通算獲得楽天ポイントのグラフ。3年で約35万ポイントを獲得している

では楽天経済圏とはどんなものなのでしょうか。

楽天経済圏とは?

楽天経済圏とは楽天グループ株式会社が展開する様々なサービス群のことです。

特に楽天市場が有名で、日本におけるインターネットショッピングではAmazonと双璧を成す存在です。他の経済圏と比較して分かりやすく、ポイントが貯めやすいといった特徴があります。

貯まるポイントは楽天ポイント

経済圏初心者の方には「経済圏とはなんぞや」という理解の為にも、「ポイ活とはなんぞや」という人にも一番おすすめできる経済圏ですので、ぜひ活用してお得に生活しましょう。

そんな楽天経済圏のサービスにはどんなものがあるのかをまとめてみました。

楽天経済圏の主要サービス一覧

スマホ楽天モバイル
銀行楽天銀行
クレジットカード楽天カード
証券会社楽天証券
ネット回線 (Wifi)楽天ひかり
Rakuten Turbo
スマホ決済楽天ペイ
ネットショッピング楽天市場
ふるさと納税楽天ふるさと納税
旅行楽天トラベル
保険楽天生命
楽天損保
楽天ペット保険
グルメ楽天ぐるなび
楽天ブックス
電子書籍楽天Kobo
フリマ (メルカリのようなもの)ラクマ
馬券購入楽天競馬
宝くじ楽天toto
仮想通貨楽天ウォレット
女性向け楽天ビューティ
エンターテイメント楽天マガジン
Rakuten Music
Takuten TV

細かくはまだまだありますが、一旦ここでストップしておきます。

大体はこれらのサービスを知っておけば概要を掴めたといえるでしょう。

ではこれらのサービス=楽天経済圏を利用するメリットはなんでしょうか。

楽天経済圏を活用するメリット

  • 楽天市場を利用してお得にお買い物ができる
  • 楽天ポイントが貯まり、それを生活の支出に充てられる
  • とにかくポイントが貯まりやすい
  • ポイントを貯める方法がありすぎる
  • サービスが多岐に渡り、使える場所 (実店舗及びWEB上) が多い
  • 楽天モバイルの利用料が安い
  • 楽天銀行の普通預金金利が高い

ではデメリットにはどんなものがあるかというと

楽天経済圏を活用するデメリット

正直デメリットというのはあまり思いつきませんが強いて言えば

  • 余計な買い物をしてしまう可能性がある
  • 楽天経済圏に慣れてしまうと他企業のよりよいサービスに目が行きにくくなる

くらいでしょうか。

楽天経済圏の仕組み

ここでは楽天経済圏の主軸となるサービスである楽天市場の説明をしていきます

楽天市場ではSPU(スーパーポイントアッププログラム)という制度があり

このSPUのレベルを上げてからお買い物するとレベルを上げた分だけお得度が増す仕組みになっています

SPUは予め決められている楽天のサービスを使えば使うほどレベルが上がります

それがこの表です。※楽天では還元の%を倍と表現しています

サービスサービス概要倍率達成条件月間獲得上限
楽天会員楽天のサービスを利用する為に作る
アカウント※無料
+1倍特になし上限なし
楽天モバイル楽天のスマホ+4倍Rakuten最強プラン契約2,000
ポイント
楽天モバイルキャリア決済Google Playストアでのアプリ内課金
やYouTubePremium等の支払いを
この決済方法に指定する
+2倍月2000円以上のお支払い1,000
ポイント
Rakuten Turbo
又は
楽天ひかり
Rakuten Turbo→据え置き型で楽天
モバイルの電波を使ったネット回線
楽天ひかり→光ファイバーを建物内
に直接引き込む光回線
+2倍Rakuten Turbo又は楽天ひかりの契約1,000
ポイント
楽天カード
通常分
楽天のクレジットカード+1倍楽天市場の支払いを楽天カードでする上限なし
楽天カード
特典分
楽天のクレジットカード+1倍楽天市場の支払いを楽天カードでする1,000
ポイント
楽天銀行+
楽天カード
楽天の銀行と
楽天のクレジットカード
+0.5倍楽天カードの引き落としを楽天銀行ですると+0.3倍
更に買物をする月の前月に楽天銀行で
給与・賞与・年金を受取ると+0.2倍
1,000
ポイント
楽天証券
投資信託
楽天証券での投資信託の投資+0.5倍買物をする月に30000円分以上の投資信託を購入2,000
ポイント
楽天証券
米国株式
楽天証券での米国株式の投資+0.5倍買物をする月に30000円分以上の米国株を購入2,000
ポイント
楽天ウォレット暗号資産(仮想通貨)取引が出来る所+0.5倍現物取引で月30000円分以上購入1,000
ポイント
楽天トラベルホテルや航空券、レンタカーの
予約が出来る
+1倍月1回5000円以上予約し期間内に利用1,000
ポイント
楽天ブックス楽天市場で買った本が郵送で来ます+0.5倍月1回、1回の注文で3000円以上購入500
ポイント
楽天kobo電子書籍を買える所+0.5倍月1回、1回の注文で3000円以上購入500
ポイント
Rakuten Pashaレシートを撮影するとポイントが
貰えるサービス
+0.5倍クーポンで月300ポイント以上獲得し
「きょうのレシートキャンペーン」で
審査通過レシート10枚以上達成
1,000
ポイント
Rakuten Fashionファッション通販サイト+0.5倍専用アプリで月1回、1注文で5000円以上購入1,000
ポイント
楽天ビューティ美容室やサロン、エステ等の検索、
予約等が出来るサービス
+0.5倍月1回3000円以上利用500
ポイント
16.5倍

これらのサービスを利用すると倍率がどんどん上がっていき最大16.5倍(16.5%)のポイント還元で楽天市場でお買い物が出来ます。

それぞれのサービスで楽天市場でのお買い物の月間の獲得上限が設定されていますので、それをオーバーした金額のお買い物をすると還元効率が下がっていきます。

例えば楽天モバイルを使っている場合、4倍(4%還元)で月間獲得上限は2000ポイントですので、
利用金額 × 0.04 = 2,000ポイント。2000ポイント ÷ 0.04 = 50,000円

つまり一ヵ月あたり50,000円を上限にお買い物するのが最も効率が良いです。

この金額を超えていくと、段々還元率は下がっていきます。

ちなみに私は

楽天会員+1倍
楽天モバイル+4倍
楽天ひかり+2倍
楽天カード通常分+1倍
楽天カード特典分+1倍
楽天銀行 + 楽天カード+0.3倍
楽天証券 投資信託+0.5倍
合計+9.8倍

9.8倍 ( 9.8% ) 還元の状態からお買い物が出来るようになっています。

※下図の7..5倍というのは画像撮影時点では倍率が反映されていない為です。
毎月「どのSPUが適用になっているか」というのが反映されるタイミングがあります。

楽天SPUの自分自身の倍率。7.5倍と表示されている

ここから更に楽天市場の制度やキャンペーンを使って倍率を上げていきます。

楽天市場の制度とキャンペーン

  • 5 と 0 の付く日

楽天市場では5と0の付く日にお買い物をすると+1倍

  • 楽天お買い物マラソン

不定期ですが、大体月に1~2回開催され、1回の開催期間は1週間前後です

楽天市場は、楽天市場という市場に色々なお店や個人が出店していて、その店舗の集合体という構成になっています。

このお買い物マラソンが開催されている期間中に1店舗で税込み1,000円以上お買い物するごとに還元率が1%アップします。3店舗でお買い物すると還元率は2%となり、1店舗目と2店舗目で購入した分にもこの還元率が適用されて、3店舗分2%還元となります。

最大10店舗が買い回りの上限で、9%の還元を10店舗に適用することが出来ます。

例えば私の場合だと、

初期状態のSPU+9.8%
5と0の付く日+1%
お買い物マラソン+9%
合計19.8%

これで 19.8% の還元率でお買い物が出来ます。

更に(何回言うんだと思われますが)

お買い物する時に特別に還元率が上がったり、個々の店舗独自で還元率を上げていたりする場合があるので、実際にはもっと大きい還元率でお買い物をすることができます。

楽天ポイントについて知っておくべき事

楽天ポイントには2種類あって

通常ポイント期間限定ポイントというものがあります

違いとしては

獲得方法有効期限有効期限の延長
通常ポイント基本的には楽天カードで使った分
(楽天カードの還元率である1%分)
が通常ポイントになる
ポイント獲得月を含めた1年間期限内に新たにポイントを獲得すると延長される
期間限定ポイント基本的には上記以外ので獲得したポイント早いもので1~2ヵ月
獲得したサービスにより期限はバラバラ
なし

特に注意したいのが期間限定ポイントです。期限が切れる前に消費するようにしましょう。

期限の確認には
Rakuten Point Club というアプリがお勧めです。

では期間限定ポイントはどう使うのが良いかというと

楽天ポイントの使い方(期間限定ポイントバージョン)

  • 楽天ペイというスマホ決済アプリにチャージして、日常のお買い物に使う
    コンビニ、スーパー、100均、ドラッグストア等使える所がたくさんあります
  • 楽天モバイルの支払いに充てる
    楽天モバイルのお支払い設定を楽天ポイントに設定しておけば、自動で支払いに充ててくれます
  • 楽天市場のお買い物に使う
    なんと楽天市場では、ポイントを使って購入してもポイントが付きます。

・ガソリンスタンドで使う
一部のガソリンスタンドでも使えちゃいます。そしてまたまた、ポイントで払ってもポイントが付きます。

私は田舎の車社会に住んでいるので、一番の使い道がガソリンスタンドです。

毎日車を使いますが、年間のガソリン代をほぼ全て楽天ポイントで払っていたことがあります。

楽天ポイントの使い方(通常ポイントバージョン)

通常ポイントはかなり現金に近いもので、色々と使えます
できれば、期間限定ポイントが使えてしまう所では使いたくないのが本音です

そこでお勧めなのが

  • 楽天カードの支払いに充てる
  • ポイント運用
    Rakuten Pint Clubアプリ内の「ポイント運用で利用中」ボタンを押すとポイントを投資のように運用することが出来ます。※勿論減ることもありますが...

・ポイント利息
 Rakuten Pint Clubアプリ内の「ポイント利息に預け入れ中」ボタンを押すとポイントを貯金のように保管することが出来ます。
 ※減ることはありません。銀行のように利息が付き、少しずつですが増えます。

またこのポイント利息は、減らしたく無いし、間違って期間限定ポイントみたいに使いたくないという人には、通常ポイントの金庫のような役目を果たし、使いたいときまで確実にポイントを保管してくれます

・現金化する
 通常ポイントは楽天証券の投資信託の買付金額に充当することが出来ます。これを利用して投資信託を買った直後に売却し現金化することも 
 出来ます。

私は通常ポイントをポイント利息で保管し、ある程度貯まったら投資信託の即売りをして現金化しています。

ここまで色々書きましたが、早速、というかやっと実際に楽天経済圏に足を踏み入れてみましょう。

楽天経済圏のお得な始め方

楽天経済圏をお得にはじめるには、まず必要なアイテムを揃える必要があります

お勧め順にいきます。出来ている所は飛ばしてください。

  1. まず楽天会員アカウントを作成
  2. スタート100 ( 初めて楽天サービスを使うごとに1000ポイント貰える )
    スタート100に飛び、これから作るアイテムの所のエントリーボタンを押す
  3. 次に一旦楽天のサイトからは離れて、
  4. ポイントサイト経由で申込をする

初めに作るべきアイテムは下記の4つですね

  • 楽天カード
  • 楽天銀行
  • 楽天証券
  • 楽天モバイル

ただどうしてもスマホは今使っている会社がいい!なんていう場合には無理しなくて全然大丈夫です。

では大体必要なものを揃えた所でポイントを貯める方法について知っておきましょう

楽天ポイントを貯める方法

基本的には楽天のサービスを利用していればいつの間にか勝手に貯まっていきます

いきなり詳しく知るのは大変と思いますが、一例として私の戦略をお伝えします。

  • 基本的には楽天カードでお買い物をする
  • 食材以外で1000円を超えるものを買うときには、実店舗では買わず楽天市場で買う
    ※この時、衝動買いは極力控えましょう。欲しいものをメモしておき、欲しいものが7~10個溜まってきたら、
    約3ヵ月に1回の頻度で行われている楽天スーパーセールのお買い物マラソンが開催している期間中の
    5か0の付く日にまとめて買います。

つまり、1000円を超えてくる買い物をする場合、年に4回程のチャンスしか無い時に楽天市場でまとめて買います。

1000円を超えているとお買い物マラソンの買い回り店舗数にカウントされ、セールや何やらでよりお得に買え、
また買いたいものをメモって時間を置くことで本当に必要なものかも考える時間が出来ますので無駄遣いも減らすことが出来ます。

1商品1000円以下の物はスーパーや100円ショップで済ませます。

楽天経済圏を活用する際の注意点

  • ポイントに関する変更がしばしばあるので、たまにyoutubeやSNS(勿論公式でもok)で規約の変更があるのかを確認しましょう。
  • 楽天市場でお買い物する際にはAmazon等でも同じ商品を探して値段を比較してから買います、明らかに他の通販サイトの方が安い場合などは、そちらでの購入を検討しましょう。

まとめ

楽天経済圏で貯まるポイントは楽天ポイント

通常ポイントと期間限定ポイントでは上手な使い方に違いがある

楽天経済圏はポイントが貯まりやすく、お買い物マラソンやSPU、キャンペーンを利用して高い還元率で楽天市場でお買い物ができる

楽天モバイルや楽天カード、楽天銀行、楽天証券は他企業と比べても優秀なアイテムである

お得に始めるなら、必要なアイテムを手に入れる瞬間からお得にしましょう

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