2024年現在、経済圏と呼ばれるものはいくつかありますがSBIはここ数年で知名度をかなりあげたと思います。
それは NISA ( 少額投資非課税制度 )という国の制度と、SBI証券と三井住友カードNLというクレジットカードとのコンボが出現し、それらが相性抜群だったからです。
また投資をやっていない方でも、三井住友カードNL単独でも、日本でぶっちぎりのお得度を誇るクレカですので、それらのお話をこの記事にしたいと思います。
SBI経済圏とは?
- SBI証券で、三井住友カードNLで投資信託の積立を行うことでお得にポイントが貯められる
- 三井住友カードNL 単独でも普段使いでぶっちぎりにお得
- 非常に使いやすいネット銀行がある(住信SBIネット銀行、SBI新生銀行)
これらを軸としてお得にポイントをゲットしながら資産形成に役立てることができる経済圏です。
他の経済圏との違いはネットショッピングやスマホ、エンタメ等に力を入れておらず、金融系をメインとしたサービスとなっていることです。
SBI経済圏の主なサービス一覧
銀行 | 住信SBIネット銀行 SBI新生銀行 |
クレジットカード | 三井住友カード |
証券会社 | SBI証券 |
FX | SBI FXトレード |
損害保険 | SBI損保 |
生命保険 | SBI生命 |
主なサービスはこれくらいです。正直経済圏として使うなら、上から3行目までです。
これしかないけど強力です。
ではまずSBI経済圏に必用なアイテムを先にご紹介しておきます。
SBI経済圏に必用なアイテム
- SBI証券
- 三井住友カードNL
- 住信SBIネット銀行 or SBI新生銀行
※私は住信SBIネット銀行とSBI新生銀行どちらも持っています。
ではこれらのアイテムで一体何がお得なのか、メリットは何なのかをご説明します。
SBI経済圏のメリット
三井住友カードNL
- 年会費永年無料
- 基本還元率0.5%
- 対象の店舗で最大7%還元
※(最大といってもカードでタッチ決済するだけで5%、スマホのタッチ決済にするだけで7%還元です)
上記のお店で最大7%の還元を受けながらお支払いが出来ます。
証券会社を作らない人でも、個人的に家族や友人に勧められるカード第1位です。
1度でも年間100万円利用すると、通常年会費5,500円かかるゴールドカードが永年無料の状態で手に入ります。このゴールカードはSBI証券でクレカ積立する際、ノーマルカードより高い還元率で積立が出来ます。
またゴールドカードは毎年年間100万円利用で1万ポイントがもらえます。
SBI証券
- ネット証券の中で使っている人がNo.1の証券会社。あの楽天証券すら抜いています。
- No.1たる理由が勿論あって、色々なサービスを先駆けて行う姿勢が見られます。2023年には株式手数料を完全無料化しました。
- SBI証券で投資信託を買ったときに0.5%の還元を受けられるのが三井住友カードNLなのです。
※ゴールドカードなら1.0%還元となります。
ですのでこの超お得なカードとSBI証券のクレカ積立のコンボでお得にポイントを貯めながら資産形成を行うことが出来ます。
住信SBIネット銀行
- ATM利用手数料無料回数最大20回/月
- 他行宛振込手数料無料回数最大20回/月
- SBIハイブリッド預金
住信SBIネット銀行では代表口座とSBIハイブリッド預金という2つの口座が使えます。
これらは預金金利が異なり、ハイブリッド預金の方が高金利です。振込等は代表口座から利用できます。この2つの口座内のお金はスマホやPC上で自由に移動できます。
そしてこのSBIハイブリッド預金残高は、SBI証券の買付余力に反映されます。(つまり証券口座にわざわざ資金を移動しなくても株の売買等を行うことが出来ます)
振込手数料無料回数が多いことはポイ活にも生かせます。
SBI新生銀行
- ATM利用手数料何回でも無料※2024年3月31日まで
- 他行宛振込手数料無料回数が最低でも1回/月
- ステップアッププログラム
これは銀行の会員レベルのことです。レベルが高いほど色んな事が優遇されます。
最上級のダイヤモンド会員なら他行宛振込手数料無料回数が50回/月など。 - SBI新生コネクト
SBI新生銀行とSBI証券を連携させて、自動入出金を行え投資信託の買付に充てることが出来ます。
なんとこのSBI新生コネクトをするだけで、SBI新生銀行のステップアッププログラムが最上級のダイヤモンドステージになります。 - キャッシュプレゼントプログラム
他行からの入金
口座振替による引落し
外貨積立
を行うことによって現金が毎月貰えます。
貰える金額はステップアッププログラムのステージによって異なり、最上級のダイヤモンドステージだと毎月最大760円貰えます。
これらSBI経済圏で使用されるアイテムのメリットを記載しましたが、ではどういった手順でSBI経済圏を始めるのがお得なのかをご説明します。
SBI経済圏のお得な始め方
- 三井住友カードNLを作る
- SBI証券で口座開設をする
- 住信SBIネット銀行 or SBI新生銀行の口座を開設する
正直順番はそこまで重要ではありません。
ここで住信SBIネット銀行とSBI新生銀行が出てきますが、違いとしては
- 金利
- SBI証券と連携した時、銀行に預けれられているお金がSBI証券にどう反映されるか
住信SBIネット銀行の預金→株や投資信託等の買付が出来る
SBI新生銀行の預金→投資信託の購入のみに利用できる - 振込手数料無料回数
結論としては
株取引をやる→住信SBIネット銀行
株取引はやらない→SBI新生銀行
になるかなと思います。
振込手数料無料回数があるのはポイ活に応用できるので迷ったら2つ作ってもいいかなとは思います。ただ、どちらをSBI証券と連携させるかが上記を参考にしてください。
SBI経済圏のメリットを書きました。どれも利用して損が無いものしかありません。
ではそんなSBI経済圏、デメリットはあるのでしょうか。
SBI経済圏のデメリット
特にありません。
本当に素晴らしいサービスです。
Oliveとは何か
Olive(オリーブ)は三井住友銀行・三井住友カードを傘下におくSMBCグループがSBI証券と連携して提供する、SMBCグループの最新の金融サービスです
Oliveアカウントを開設すると
- Oliveフレキシブルペイ
キャッシュカード・デビットカード・クレジットカード・ポイントカードが1枚になったカードが使えるようになる - 例えばコンビニの支払い時に最大20%還元が受けられる(三井住友カードNLの強化版みたいな感じです)
- 給与受取で毎月200ポイントや還元率1%上乗せ、ATM利用手数料無料回数の増加などから1つ自分で選択してサービスを強化できる
などがあります。
Oliveについて詳しくはこちらから
SBI経済圏でのポイ活のやり方
- 三井住友カードでお買い物をして高還元率でポイントを貰う
- Oliveアカウント開設で更に高還元
- SBI証券で投資信託をクレカで購入し、即売りを行う
※SBI証券は2024年現在、作った方がいいと思う証券会社 (個人的) 第1位なので、普通にNISAをやってもいいかなとも思います。
まとめ
- SBI経済圏は特に金融に特化した経済圏である
- SBI経済圏で利用するサービスはそれぞれ単独で使っても素晴らしいものばかり
- SBI経済圏で必用なアイテムはSBI証券、三井住友カード、住信SBIネット銀行 or SBI新生銀行
- 更にお得を加速させるにはOliveアカウントを作る
- SBI経済圏に出てくるアイテム、またコンボはポイ活でも大活躍。
- コンビニなんかを良く利用する人であれば三井住友カードを作るだけでも相当違うはず
- お得、投資、ポイ活ができるSBI経済圏で効率的に資産形成を行いましょう。