最近よく聞く「ポイント」や「経済圏」とは何でしょうか。
ポイントを知っている人は、普段の生活の中で何かしらのポイントがたまっているかもしれませんが、ポイントは「自分の意思」でより多く獲得することができます。それをいわゆる「ポイ活」なんて言ったりします。
この記事では「より」節約しながら、「より」ポイントを獲得し、それをさらに資産形成へと結びつけることができる「経済圏」について大まかに解説します。資産形成を目指す人にとってはここが入口といっても過言ではありません。
この記事を読んで新しい世界に一歩入り込んで行きましょう!
経済圏とは何か?
私たちは生活する中で様々なものを買い、サービスを受けています。
なので食料品はA社、コンビニはB社、銀行はC社のようにたくさんの企業のサービスを使います。
しかし世の中には、一つの企業なのに違った商売をいくつも行っている所があります。例えばですが、服屋さんだけど食料品も作っていたり、時計屋さんなのにお金貸しをしていたり。
そこで、服も食料品も銀行も全部やっているD社で全部済ませよう!
となるとD社は「じゃあ服買ってくれた人には食料品安くするよ!服も食料品も買ってくれた人は銀行のサービスも更に良くしてあげちゃうぞ!」
となって私たちはバラバラの企業でサービスを受けている人よりも、安くサービスが受けれたりします。
企業にとっても自分の所でたくさん様々なサービスを使用してくれているから儲かるのでお互いwin-winな関係ができます。
このような、一つの企業の複数のサービスを利用することで生活(経済)を回すことができることを経済圏と言います。
実際に経済圏としてどんなサービスがあるかというと
ショッピングサイト(現実にある店舗やインターネット上のショッピングサイト)
クレジットカード
スマートフォン( 携帯電話 )
インターネット( WIfi )
電気
ガス
銀行
証券会社
旅行
グルメ
フリマサービス
電子書籍
ふるさと納税
保険
などなどたくさんあります。その気になれば生活に必要なほぼ全てのサービスを1つの企業から利用することができます。
ポイントとは何か?
お店でお買い物をすると「ポイントカード」なんていうのを渡されたりします。今はスマホだけあれば出来る所も多いですが、このポイントカードを持っているとお買い物をする度にポイントが貯まっていき、次にお買い物をする時にそのポイントを支払い金額に充てることができます。つまりポイントがあった方が安く買えるということです。
多くは1ポイントで1円の価値があります。
つまりポイントはお金と同等の価値を持つと言えるということです。
私は年間約20万ポイント程貯めることが出来ています。手取りで20万円を得るにはお給料の額面25万円くらい必要でしょうか。
大金だということが分かります。
資産形成とどう関係があるのか?
資産形成とはお金を貯めること。お金を貯めるには基本的に以下の3つで出来ます。
1.節約する
2.収入を増やす
3.投資をする
3の投資をするのは最初のうちはやらなくていいです。
まずは節約し収入(貯蓄できる額)を増やしていくのが先決で、投資はある程度の貯蓄が貯まってからでもいいでしょう。
「ポイント」は 1.節約すると 2.収入を増やすこと の中間の位置くらいにあります。
ポイントを使って現金の支出を抑える、またポイントを貯めること=収入を増やすことと同じです。
ポイントは普通に働いて貰えるお給料とは別の収入源と言えるので、必然的に資産を増やすことに繋がります。
主な経済圏の種類
今は多くの企業で経済圏が作られています
では具体的にどんな経済圏があるのでしょうか
下記に記載してある主なサービスを使用すればするほど効率的に、お得にポイントが貯まるようになっています。
楽天経済圏
最も分かりやすく、最も有名です。
- 楽天カード
- 楽天銀行
- 楽天証券
- 楽天市場(インターネットショッピングサイト)
- 楽天光(Wifi)
- 楽天モバイル(スマホ)
- 楽天pay(スマホ決済アプリ)
docomo経済圏
- dカード
- ドコモ光(Wifi)
- docomo(スマホ)
- d払い(スマホ決済)
PayPay経済圏
- paypayカード
- paypay銀行
- paypay証券
- Yahoo!ショッピング
- SoftBank光
- SoftBank
- Y!mobile
PayPay経済圏ガイド!お得な始め方とメリット・デメリットの解説
au経済圏
- au PAYカード
- auじぶん銀行
- auカブコム証券
- auひかり
- au
- auでんき
イオン経済圏
- イオンカード
- イオン銀行
- イオンモバイル
SBI経済圏
連携できるサービスは少ないが圧倒的な還元率を誇るクレジットカード、又そのクレジットカードと相性抜群の
利用者No.1の証券会社で今注目の経済圏
- 三井住友カード
- SBI証券
経済圏の選び方のポイント
たくさんの経済圏がありますが、どれが一番お得なのかは人によって異なります。
注意点としては、これらのサービスは日々変更点が発表されるなど、常に一定ではありません。
また、最初は一つの経済圏を使ってみるのがいいですが、必ずしも一つの経済圏に決める必要はありません。
いくつも使っていいんです。ちなみに私は上記にあげられた全ての経済圏を利用しています。
使えば使うほどお得なのですが、はじめての方にお勧めなのは、分かりやすくポイントが貯めやすい楽天経済圏と少ないサービスながら圧倒的なポイント還元率を誇るSBI経済圏です。
私ならお得と分かったところにサービスを総乗り換えしますが、今使っているものから変えるのが面倒な方は
・使っているスマホの経済圏にする
・実際に利用できる店舗が周りにあるか
・どれくらいお得か
・使い慣れているか
これくらいの判断基準で、使えるものから使っていくのがいいかと思います。
経済圏の利用メリット
- ポイントやキャッシュバックの獲得
経済圏内での買い物やサービス利用をすることにより、ポイントやキャッシュバックを手に入れることができます。
これらの特典は、将来の支出に利用できるだけでなく、お得に買い物ができるチャンスでもあります。 - 効率的な資産運用
同一経済圏内で銀行口座や証券会社、クレジットカード等を統合することで、投資する時の手数料が減ったりポイントをそのまま現金として利用することができます。これにより、資産をより効果的に運用できるようになります。 - セールや割引の活用
経済圏内で頻繁に行われるセールや特別なイベントを利用して、必要な商品やサービスをお得に入手することができます。これは節約の一環として非常に効果的です。
経済圏のデメリット
- 依存度の高まり
特定の経済圏に固執するあまり、他にもっといいサービスが他社で行われていても手を出さないなど、機会損失する可能性はあります。 - 商品・サービスの制約
例えば楽天市場では売っていないがamazonでは売っていることがあります。
ですので物を買うときなどは最低でも2つはショッピングサイトを見てみるのがいいですね。
経済圏の活用方法
これはサービスを極力1か所に「まとめる」ということに集約されます。
- できるだけ同じ決済方法にする(同じクレカや同じスマホ決済)
- できるだけ固定費(電気・ガス・スマホ・Wifi等)をまとめる
- 定期的な特典やキャンペーンをチェックする
まとめ
- 経済圏とは1つの企業の複数のサービスで生活に必要なサービスがまとめられる所
- ポイントとはお金と同等の価値を持つものである
- 経済圏を利用することでポイントは加速度的に貯めることができ、資産形成に役立つ
- 主な経済圏は「楽天経済圏」「docomo経済圏」「paypay経済圏」「au経済圏」「イオン経済圏」「SBI経済圏」
お金を節約し、効率的な資産形成を実現する為には経済圏の活用は必然といっても過言ではありません。ぜひ積極的に取り組んでみましょう。